基本情報
名前:ササボン
専門分野:医用システム、薬剤疫学
学位:博士
研究内容

「ユーザーのリサーチクエスチョンを解釈し、どのような研究テーマでも自動でデータセットを作成し、統計解析まで実施することができるソフトウェア」について研究しています。
これまでの研究でほぼ理論の構築は終わっており、後は実装するのみという段階まで来ています。
研究業績
上記の「研究内容」の②データセット作成の項目がそのまま学位論文になっています。
学位論文
- A methodology of dataset generation for secondary use of health care big data: Kyoto University 1-80 2020. https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/253411
医用システム(医療情報・データベース)に関する業績
- An Optimum Data Warehouse for Epidemiological Analysis using the National Database of Health Insurance Claims of Japan:Tomohide Iwao, Genta Kato, Shigeru Otsuru, Eiji Kondo, Takeo Nakayama, Tomohiro KurodaEuropean Journal of Biomedical Informatics 15(3) 31-42 2019.
データベースを用いた疫学(医学)研究
- A Survey on Cases of Serious and High-Risk Child Abuse with Trauma Using the Database of Health Insurance Claims:Tomohide Iwao, Michi Sakai, Studies in health technology and informatics, MEDINFO 2021: One World, One Health – Global Partnership for Digital Innovation 290 1070-1071 2022.
- A survey of clarithromycin monotherapy and long-term administration of ethambutol for patients with MAC Lung Disease in Japan: a retrospective cohort study using the database of health insurance claims: Tomohide Iwao, Genta Kato, Isao Ito, Eiji Aramaki, Tomohiro Kuroda, Pharmacoepidemiology and Drug Safety 29(4) 427-432 2020.
- Treatment of Mycobacterium avium–intracellulare complex lung disease in the real world: a retrospective big data analysis: Tomohide Iwao, Genta Kato, Isao Ito, Toyohiro Hirai, Tomohiro Kuroda, Drugs and Therapy Perspectives 36(2) 75-82 2020.
疫学系研究の知識・経験
データベース研究
これまで、NDB, JMDCレセプト、JMDC医療機関データベースを扱った経験があります。また業務として、大学病院のDWHからデータ抽出を不定期に実施しています。
基礎医学
基礎医学に関しては、細胞生物学、生化学、生理学、免疫学の基礎を習得しました。今後は、微生物学と解剖学が課題です。
臨床医学
臨床医学に関しては完全な素人ですが、「非結核性抗酸菌症」に関しては、化学療法に関する海外文献まで含めて50件程度サーベイし、データベースを用いた疫学研究を筆頭著者として3報出しています。私見ですが、50件程度論文を読めば、素人とはいえその分野に関しては専門家と話せるようになります。
統計解析
私自身が実施する疫学研究では、簡単な統計解析は経験しています。研究者をサポートする立場ではありませんので、統計解析に関しては、基本的なことしか習得していません。
情報工学系の知識・経験
情報工学の経験が最も長いです。特に企業勤務時代には色々とやらされましたので、コンピュータに関してはアナログ、デジタル回路、ソフトウェア開発まで一通りの知識があります。
過去に作成した研究や製品として完遂したものを紹介します。
小児医薬品チェック(開発言語:Visual C#, 2018年)
医薬品添付文書から小児医薬品に関する情報を表示するソフトウェアです。

疫学研究用データウェアハウス自動構築(開発言語:SQL, 2016年~2018年)
NDBサンプリングデータセットを対象にDB構築,オリジナルのDW構築を連続実行するアプリケーションです。
下図の通り、NDBで扱いにくい日付等のデータを整形します。
料理に例えると、NDBが生製品、データウェアハウスが加工品といったところです。

ネットワーク動画再生ソフトウェア(開発言語:Visual C#, 2008年)
ネットワークレコーダーの動画像をHTTP通信(CGIリクエスト)経由でダウンロードし、再生するPCソフトウェアを開発していました。MPEG4のGOPを解析し、デコードしています。これ以外には、ネットワークカメラの性能評価や工場出荷用のソフトウェアも担当していました。

MPEG4コーデック制御ソフトウェア(開発言語:C言語, 2007年)
一般のデジタル製品では、動画を圧縮・解凍するコーデックには専用の電子回路(IC)が使われることが多いです。ですが、大抵は、現代のICの中にもソフトウェアが搭載されていることがほとんど(フームウェアと呼びます)で、それがFIFOを制御しています。そのソフトと通信することでコーデックを制御するのが典型的なデバイスドライバです。
